野崎優樹

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情動知能/情動コンピテンス

   私たちが、他者と協調しながら社会生活を送る上で、自己と他者の情動を適切に認識し調整する能力は重要な役割を果たします。この能力は「情動知能 (emotional intelligence)」や「情動コンピテンス (emotional compentence)」として概念化がされており、教育や産業などからも注目が集められています。

   私の研究では、この能力が、日常場面でのどのような経験を積むことにより成長するのかを調査しています。これまで、ストレス経験時に生じたネガティブな情動を適切に調整する経験を通じて、情動知能や情動コンピテンスが成長することを明らかにしました。

   さらに、この能力が高い人は、対人的な葛藤が生じた場面でどのように振る舞うのかを検討するために、仲間はずれ(社会的排斥)が生じた状況での反応や行動との関連を、実験手法を用いて調べています。

他者の情動調整

   これまでの情動調整 (emotion regulation) 研究では、主に自己の情動の調整が扱われてきました。しかし、情動知能や情動コンピテンスの下位要素にもあるように、日常場面では、悲しんでいる相手を励ますなどの形で他者の情動を調整することもあります。他者のために自分が持つ能力をどのように用いるのか、その心的過程を明らかにするために、調査や実験を行っています。

研究テーマ

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